All About家計相談所の相談が無料なのは、提携している金融機関からの手数料で運営されているからです。運営する株式会社オールアバウトは、自社の取組方針のページに「保険代理店として」と書いています。
家計の相談の先で、保険などの提案が出てくることはある形だと僕は読みました。その立場は公式のページに書かれていて、隠されてはいませんでした。怪しいかどうかの答えを、未利用の僕が出すことはできません。
僕はAll About家計相談所を使っていません。書けるのは、2026年10月7日に公式のページを6つ開いて確かめた文と、別の所で聞きたい話と出てきた話がずれた僕の体験です。
読んでほしいのは、広告や記事の途中で見かけて、働きながら家計や保険の見直しを考えている30〜50代の人です。申込フォームを開いたまま止まっている人のつもりで書きます。
All About家計相談所を僕は使っていません。公式のページに書いてある文と、書かれていなかった事を、分けて並べます。
のろべえ|「みんなの保険見直し体験談」運営者。40歳・メーカーの総務で働く会社員。川崎市で妻と子ども2人と暮らしています。
- 2009年から保険を10年放置
- 夫婦の保険料は月43,600円
- 2019年に窓口を5か所回った
- 見直し後は月19,800円
- 2級FP技能士(2021年合格)
- 住宅ローンアドバイザー
仕事では社内の団体保険の取りまとめと年末調整を担当。証券を開いて、並べて、比べるところから書いています。プロフィールの続きを読む
All About家計相談所は怪しい?無料の理由は公式に2か所ある
無料の理由は、公式サービスページの「選ばれる5つの理由」と、よくある質問の2か所に同じ向きで書かれています。お金の出どころ、運営会社の立場、相談の相手の順に確かめました。
無料の理由は金融機関の手数料
相談料がかからないのは、運営のお金が金融機関の側から出ているからです。All About家計相談所の公式サービスページのよくある質問に、こう書かれています。
「All About家計相談所は、提携している金融機関からの手数料によって運営されています。」
回数については「何度ご相談いただいても無料です。」とあります。手数料がどの時点で、いくら出るのかは書かれていませんでした。
- 相談料:何度でも無料
- 手数料の出どころ:金融機関
- 手数料の額:記載なし
相談する人が払わないお金を、だれが払っているのか。会社を限らない話は、保険相談はなぜ無料なのかに一次資料つきで書きました。
運営会社は保険代理店と明記
運営する株式会社オールアバウトは、自分の立場を保険代理店だと書いています。お客様本位の業務運営に関する取組方針(令和7年9月1日策定)の書き出しに、「保険代理店として常にお客様本位で考え」とあります。
同じページには、「複数の保険会社の商品を取り扱う代理店として」という言い方もあります。家計の相談の先で保険の提案が出ることはある形だと、僕は読みました。相談の席でどんな提案が出るのかまでは、公式に書かれていません。
僕が怪しさの元だと思うのは、入口と出てくる物がちがうのに、それが見えないことです。この会社は、公式のページに自分で書いていました。それで安心だとまでは、僕には言えません。
All About家計相談所の運営会社は、取組方針のページに保険代理店だと書いています。家計の相談で保険の話が出ても、不意打ちではないと僕は受け取りました。
相談の相手は提携先のFP
相談に乗るのは、オールアバウトの社員ではなく、提携しているFPです。All About家計相談所の利用規約の第3条に、「当社が提携しているファイナンシャル・プランナーによる家計相談を実施するため、面談の日程等を調整します。」とあります。
申込のときに入れた情報の使いみちは、第4条に並んでいます。その1つが「家計相談を実施する提携会社への提供又は共同利用のため」です。
公式サービスページには「経験豊富なFPが100名以上在籍」とあり、いつの時点の数かは書かれていません。運営会社は東京証券取引所のスタンダード市場に上場していて、証券コードは2454です。
勧誘が心配な人へ|All About家計相談所の公式にある歯止めは3つ
勧誘についての歯止めは、紹介するFPの評価、違反した担当者の退場、相談前の担当変更の3つが公式に書かれています。どれも会社の言葉なので、相談の場がどうかは、使っていない僕には書けません。
評価の低いFPは紹介しない
1つ目は、紹介する前の歯止めです。All About家計相談所の申込ページの「選ばれる5つの理由」に、「ユーザー評価などを基にFPを評価、厳選して紹介」という見出しがあります。
その下に、「スコアの低いFPはご紹介しない仕組みを設けています。」と書かれています。スコアを何で付けるのか、どこからが低いのかは、書かれていませんでした。この項目があるのは申込ページのほうで、公式サービスページの5つの理由には入っていません。
違反した担当者は退場
2つ目は、相談のあとの歯止めです。公式サービスページのよくある質問「相談後にしつこい勧誘はありませんか?」の答えを、そのまま引きます。
「勧誘や押し売りは一切ありません。万一そのような行為があった場合は、当該の担当者を退場させる仕組みを設けていますので、安心してご相談ください。」
同じ答えの中に「ご相談だけでも大丈夫です。」ともあります。どんな行為が退場に当たるのかの基準は、書かれていませんでした。
All About家計相談所の公式は、勧誘や押し売りは一切ないと書いています。使っていない僕が言えるのは、そう書いてあるという所までです。
相談前なら担当を替えられる
3つ目は、会う前の歯止めです。公式サービスページに、担当するFPのプロフィールを相談の前に案内すると書かれていて、続けて「ご希望があれば、相談前に担当者の変更も承ります。」とあります。
相談のあとの変更については、書かれていません。All About家計相談所の勧誘方針(令和8年10月1日改定)には、「お客さまの状況に配慮し、時間帯・場所等にも十分注意してご案内します。」という一文があります。
勧誘方針のページには、意見や相談を受ける窓口も載っています。担当の人に直接言いにくい事は、ここが言う先になります。番号は次の章に書きます。
All About家計相談所のキャンセル方法は、公式に書かれていない
予約のキャンセルや日時の変更の方法は、僕が開いた6つのページのどこにも書かれていませんでした。書かれている事と、書かれていない事を分けます。
「キャンセル」という語が出てくるのは、相談した人向けの特典の条件の中だけです。対象外の例として、「キャンセル等により家計相談が実施されなかった方」とあります。次の3つは、どのページにも記載がありませんでした。
- いつまでに伝えるか
- だれに、どう伝えるか
- キャンセル料がかかるか
申し込んだあとの連絡は、公式の「ご利用の流れ」に「当社カスタマーセンターよりメールでお知らせします。」とあります。担当するFPの案内は、ここから届く形です。
公式に載っている電話の窓口は、意見や相談を受けるカスタマーセンターの1つです。キャンセルの受付先だとは、書かれていません。
| 公式での役目 | ご意見・ご相談 の窓口 |
|---|---|
| 窓口の名前 | All About家計相談所 カスタマーセンター |
| 電話番号 | 0120-309-938 |
| 受付時間 | 月~金 11:00~17:00 |
| 載っている所 | 勧誘方針のページ |
出典:All About家計相談所の勧誘方針の「ご意見・ご相談への対応」(2026年10月7日確認)。土日祝日、8/13~8/15、12/28~1/5は除くと書かれています。
勧誘方針のページでの案内は、「ご意見やご相談がございましたら、下記の窓口までご連絡ください。」という一文です。予約の取り消しに触れた文は、このページにもありません。
同じ電話番号は、All About家計相談所の運営会社についてのページにも、問い合わせ先としてのっています。申し込んだ人は、届いたメールに連絡先が書かれていないかを先に見てください。
All About家計相談所のキャンセルの方法は、公式のページでは見つかりませんでした。載っていたのは、意見や相談を受けるカスタマーセンターの電話番号です。
聞きたい話と出てきた話がずれた僕の体験談|銀行と自宅で2回
相談の入口と、出てきた話がずれたことが、僕には2回あります。All About家計相談所の話ではなく、2019年に銀行の席と、自宅に来てもらったFP相談で起きたことです。
1回目は銀行です。2019年、住宅ローンの相談で席に座っていたら、最後に保険のパンフレットが出てきました。
ローンに付く保険と、僕がもう入っていた死亡保障との重なりには、だれも触れませんでした。僕のほうからも、聞いていません。
座ったときの頭の中はローンの数字だけで、保険の話が出ても切りかえられませんでした。パンフレットは家に持って帰りましたが、開いた覚えがありません。
| 相談の入口 | 出てきた話 | 僕が言わなかった事 |
|---|---|---|
| 住宅ローン (銀行) | 保険の パンフレット | 重なりは どうなるか |
| 保険の重なり (自宅) | 資産運用が 中心 | 今日は保険を 聞きたい |
| 証券の束 (店) | 証券の 整理から | とくになし |
2回目は2019年10月20日の日曜、自宅に来てもらったマネードクターの相談です。入院の保障の重なりを直したくて頼んだのに、話の中心は資産運用になりました。
その日の話そのものが悪かったとは思っていません。僕は証券と一覧表を机に置いて待っていただけで、保険のことを聞きたいとは口に出していませんでした。この日の席の話は、FP相談が保険の話じゃなかった人へという別の記事にしました。
銀行でも自宅のFP相談でも、僕は聞きたい事を自分から言いませんでした。入口と出てきた話がずれた理由の半分は、僕の側にあったと思っています。
表の3行目は、同じ月の16日に行った保険見直し本舗の1回目です。証券の束を机に出したら、僕が何も言わなくても、話は証券の整理から始まりました。
All About家計相談所は、相談できる内容を公式サービスページに8つ並べていて、保険の見直しはその1つです。保険だけを見てほしい人は、申込のときと席についたときに、その1行を先に言ってください。
僕が2回、言わなかった1行です。申込の欄に何と書くかは、保険相談の予約で相談内容に何を書くかに例を置きました。
家計全体ならAll About家計相談所、証券を見てほしいなら店
家計や老後、教育費までまとめて聞きたい人にはAll About家計相談所の形が、入っている保険の証券を見てほしいだけの人には店に行く形が合います。何を聞きたいかで分けてください。
- 家計全体を見てほしい
- NISAや老後のお金も聞きたい
- オンラインで相談したい
- 夜の遅い時間に話したい
公式サービスページには、オンラインのほか、カフェやファミレス、自宅での対面も選べるとあります。時間は「平日・土日祝問わず、9時~23時の間でお好きな日時を選べます。」と書かれています。
申し込めない場合も決まっています。利用規約の第3条には、利用できない場合がある人として、「学生の方」「同業の方、営業的な情報収集を目的とした方」などが並んでいます。
同じ条に、「パート、アルバイト又は無職者等の世帯収入が不安定な方(主夫・主婦を除く)」ともあります。当てはまりそうな人は、申し込む前に第3条を読んでください。
- 入っている保険だけ見てほしい
- 証券を束のまま持って行きたい
- 会社帰りに寄りたい
- 担当が替わっても店が残る
2019年に僕が契約まで進んだのは、保険見直し本舗の店でした。1回目は10月16日の水曜19時に1人で行き、聞き取りと整理で約70分でした。
保険見直し本舗の公式サイトのトップで僕が今日(2026年10月7日)読んだ数字は、店が「全国376店舗」、保険が「40社以上の保険商品から」の2つです。保険の見直しが目的だと決まっている人が、比べる相手にする所です。
家計全体を聞きたい人に、僕は店をすすめません。入っている保険の証券を見てほしいだけなら、店に証券を持って行く形のほうが話が早いと思います。
あわせて読みたい関連記事です。
参考記事:All About家計相談所の口コミ評判
参考記事:保険見直しサービスのおすすめ人気ランキングTOP10
All About家計相談所は怪しい?に関するよくある質問
- All About家計相談所は怪しいサービスですか?
-
運営しているのは株式会社オールアバウトで、東京証券取引所のスタンダード市場に上場している会社です。無料の理由と、保険代理店であることは、公式のページに書かれています。面談の席がどうなのかは、申し込んだことのない僕には分かりません。
- All About家計相談所はなぜ無料なのですか?
-
公式サービスページに「提携している金融機関からの手数料によって運営されています」とあります。相談する人が相談料を払うことはない、と書かれています。手数料の額と、どの時点で出るのかは書かれていませんでした。
- All About家計相談所で勧誘されることはありますか?
-
公式は「勧誘や押し売りは一切ありません」と書いていて、そうした行為があれば担当者を退場させる仕組みがあるとしています。面談を受けていない僕は、席でのことまでは確かめていません。
- All About家計相談所のキャンセルはどうすればいいですか?
-
キャンセルの方法は、公式のページに書かれていませんでした。勧誘方針のページに、意見や相談の窓口としてカスタマーセンターの電話番号0120-309-938(月~金 11:00~17:00)が載っていますが、キャンセルの受付先とは書かれていません。申し込んだ人は、届いたメールに連絡先がないかを先に見てください。
- All About家計相談所にキャンセル料はかかりますか?
-
キャンセル料についての記載は、公式のページにありませんでした。相談料は何度でも無料と書かれています。気になる人は、申し込む前にカスタマーセンターに聞いてください。
- All About家計相談所の担当の人に言いにくい事があるときは?
-
勧誘方針のページに、意見や相談を受ける窓口としてカスタマーセンターが載っています。会う前なら、担当者の変更を頼めると公式サービスページにあります。会ったあとの変更は書かれていません。
- All About家計相談所で相談したら、保険に入らないといけませんか?
-
公式サービスページに「ご相談だけでも大丈夫です。」と書かれています。入るかどうかは、提案を聞いた日に決めず、家で考えてからでかまわないと僕は思います。
- All About家計相談所に入れた個人情報はどこへ行きますか?
-
利用規約の第4条に、使いみちの1つとして「家計相談を実施する提携会社への提供又は共同利用のため」とあります。運営会社はプライバシーマークを取っていると、公式サービスページに書かれています。
- All About家計相談所に申し込めない人はいますか?
-
利用規約の第3条に、利用できない場合がある人が並んでいます。学生の方、同業の方、世帯収入が不安定な方(主夫・主婦を除く)などです。申し込む前に、利用規約を読んでください。
- All About家計相談所と保険見直し本舗は何がちがいますか?
-
All About家計相談所は、提携しているFPにオンラインや対面で家計全体を相談する形で、店はありません。保険見直し本舗は、店で保険の相談をする形が中心です。僕が2019年に契約したのは保険見直し本舗で、All About家計相談所は使っていません。
まとめ:All About家計相談所は怪しいかより、目的を先に言えるか
All About家計相談所の無料の理由は、提携している金融機関からの手数料です。運営会社が保険代理店であることも、公式のページに書かれていました。
あらためて、この記事の内容をまとめます。
- 無料の理由は金融機関の手数料
- 運営会社は保険代理店と明記
- 勧誘の歯止めは公式に3つ
- キャンセル方法は記載なし
- 僕は使っていません
書かれていなかったのは、手数料の額、相談のあとの担当変更、キャンセルの方法です。迷っているあいだも、家計の見直しは1日ずつ先に延びていきます。
申し込むなら、聞きたい事を1行で決めてからにしてください。保険の証券を見てほしいだけの人は、僕が契約した保険見直し本舗のような、店に行く形もあります。
All About家計相談所に申し込むなら、聞きたい事を1行で先に言ってください。僕は銀行と自宅のFP相談で、その1行を言いませんでした。
\相談は何度でも無料/
聞きたい事を1行決めてから


