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保険相談のはしごは失礼?同じ証券で5か所回った僕の体験談と比べ方

保険相談のはしごは失礼?同じ証券で5か所回った僕の体験談と比べ方

1か所目の窓口で提案をもらった。悪くない気がするけれど、ここしか知らない。もう1か所行ってみたいのに、無料で何か所も回るのはずるいことのようで、予約できない。

そういう人に向けて、この記事を書きました。先に言うと、保険相談のはしごは、していいことです。僕はむしろ、1か所で決めかけたことを失敗だと考えています。

僕は2019年の10月から11月にかけて、同じ夫婦の証券5本を持って、相談の窓口を5か所はしごしました。日付が残っている面談だけで、36日間に7回です。そのときの日程と、比べ方を書きます。

のろべえ

保険相談をはしごした僕は、5か所で全部違う提案を受けました。はしごをせず1か所で終えていたら、その提案が妥当かどうか分からないままだったはずです。

この記事を書いた人

のろべえ|「みんなの保険見直し体験談」運営者。40歳・メーカーの総務で働く会社員。川崎市で妻と子ども2人と暮らしています。

  • 2009年から保険を10年放置
  • 夫婦の保険料は月43,600円
  • 2019年に窓口を5か所回った
  • 見直し後は月19,800円
  • 2級FP技能士(2021年合格)
  • 住宅ローンアドバイザー

仕事では社内の団体保険の取りまとめと年末調整を担当。証券を開いて、並べて、比べるところから書いています。プロフィールの続きを読む

目次

保険相談のはしごは、していい

まず、後ろめたさのほうから片づけます。

僕が回った5か所は、公式サイトでどこも相談は無料と案内しています。保険見直し本舗は「何度相談しても無料」、ほけんの窓口は相談と見積もりが「何度ご利用いただいても無料」です(2026年10月5日確認)。

契約の義務もありません。保険見直しラボの公式サイトにも、「加入の義務はありません」とあります。

  • 相談は無料
  • 契約の義務はない
  • 決めるのは契約する人

「ほかの窓口と並行して相談してよい」とはっきり書いた文は、公式サイトでは確認できませんでした。ただ、禁止する文も見つけていません。

保険は、何十年も払い続ける買い物です。家を買うときに何軒も見るのと同じで、比べてから決めるのは、ふつうのことだと僕は考えます。

のろべえ

保険相談のはしごを、僕は後ろめたいことだと思っていません。毎月の保険料を何十年も払うのは、相談した人ではなく自分だからです。

同じ証券で5か所をはしごした僕の体験談

ここからは、僕がはしごしたときの記録です。2019年の10月5日から11月9日までの36日間でした。

36日間で面談は7回以上

きっかけは、その年の8月です。夫婦の証券5本を初めて床に並べて、重なりがあることは分かりました。でも、ほかの会社の保険と比べることまでは、素人の僕にはできませんでした。

それで、その証券の束ごと、窓口を順に回ると決めました。日程は次のとおりです。

日付窓口場所
10月5日
(土)
1か所目お店
10月14日
(祝)
2か所目お店
10月16日
(水)
3か所目
1回目
お店
10月20日
(日)
4か所目自宅
10月27日
(日)
5か所目喫茶店
10月30日
(水)
3か所目
2回目
お店
11月9日
(土)
3か所目
3回目
お店

1か所目から3か所目は、ほけんの窓口、保険クリニック、保険見直し本舗です。4か所目はマネードクター、5か所目は保険見直しラボで、どちらも担当の人に来てもらう訪問型のFP相談でした。それぞれの1回目に起きたことは、保険相談に行ってみた体験談に並べています。

このほかに、保険クリニックには2回目にも行きました。日付の記録がないので、表には入れていません。

表の7回は、土日と祝日が5回、水曜の19時からが2回です。10月14日からの1週間には、面談が3回入りました。会社員が仕事をしながら回ると、これくらいの詰まり方になります。

5か所の提案は全部違った

持って行ったのは、どこも同じ証券の束です。それでも、5か所の提案は全部違いました。

進み方も、そろっていません。

  • 1か所目:1回目で提案が出た
  • 2か所目:提案は次回に
  • 3か所目:残す保険の話から
  • 4か所目:資産運用の話が中心
  • 5か所目:親切だが担当1人

提案の中身を1つずつ並べられる記録は、残っていません。確かなのは、同じ証券を見せても答えは1つではなかったことです。1か所目と4か所目の話の違いだけは、マネードクターと保険の窓口の違いに残しています。

1か所目で決めかけた僕

僕は1か所目で、申し込みかけています。10月5日、1回目で出た提案がよく見えて、申込の直前までいきました。止めてくれたのは妻でした。

その提案が悪かった、と言いたいのではありません。説明は丁寧でした。比べる相手が1つもなかったので、いいのかどうかを僕が判断できなかった、という話です。

1か所目の2回目に行くかどうかで止まっているなら、先に「保険相談の2回目に行きたくない人へ」を読んでみてください。

申し込んだのは、3か所目の3回目、11月9日です。最初の日から、5週間あとでした。

のろべえ

僕は保険相談の1か所目で、初日の提案に申し込みかけました。ほかの4か所も回ったので、5週間かけて提案を比べられました。

保険相談をはしごするときの進め方

はしごは、ただ数を回っても疲れるだけです。僕の体験と反省から、進め方を4つにまとめます。

STEP

目的を1行で決める

最初に、何を相談したいのかを1行にします。僕の目的は、夫婦の証券5本の見直しでした。

目的が同じでないと、提案を比べられません。僕の場合、4か所目だけは話が資産運用に寄って、証券の見直しという目的からずれました。話がずれると、ほかの窓口の提案と並べにくくなります。

STEP

同じ証券の束を持って行く

どの窓口にも、同じ証券を全部持って行きます。見せる材料がそろっていれば、提案の違いは、窓口の違いだと分かります。

  • どの窓口にも同じ束
  • 夫婦の分をまとめて
  • 給与天引きの保険も数える

僕の束には、会社の団体医療保険が最初は入っていませんでした。証券がなく、給与から月1,800円が引かれるだけだったからです。

給料から引かれている保険に心当たりがない人は、給料明細で団体保険が引かれてると知らなかった人へで、確かめる順番を読めます。

STEP

提案は紙でもらって帰る

提案は、その場で決めずに、紙でもらって持ち帰ります。口で聞いただけの提案は、家に帰ると比べられません。

3か所目の保険見直し本舗では、2回目に、3社分の見積もりが印刷して並べてありました。そのうえ「持ち帰って奥さんと決めてください」と、担当の人のほうから先に言ってもらえました。

STEP

同じ条件で並べる

最後に、同じ条件で並べます。条件が違うと、保険料が安いのか、保障が小さいだけなのか、見分けがつきません。

僕が見せてもらった3社の見積もりは、亡くなったときに月10万円を65歳まで受け取る、という同じ条件でした。

見積もり月の保険料
D社2,400円
E社2,900円
F社3,300円

条件がそろっていたので、違いは保険料と、割引の条件や付いている保障だけでした。僕は月2,400円のD社を選んでいます。

はしごで出た提案を比べる3つの見方

2か所で違う保険をすすめられると、どちらが本当なのか迷います。僕の体験から、見る点を3つ書きます。

保険料の安さだけで比べない

1つ目は、保険料だけを見ないことです。これは僕の失敗です。

僕は月々の安さだけを物差しにして、必要な保障まで削りかけました。窓口で指摘されて、初めて気づいています。

安い提案は、保障を小さくしただけのこともあります。何を減らして安くなったのかを、聞いてください。

僕の保険料が何を減らして下がったのかは、保険見直しで月2万浮いたは本当かに内訳を書きました。

残す保険の話があるか

2つ目は、いまの保険を残す話が出るかどうかです。

契約した窓口では、証券5本のうち1本を最初に指して、「これは残しましょう」と言われました。25歳で入った医療保険で、保険料が一生上がらないものです。入り直すと高くなる、という説明でした。

見直すことは、全部を入れ替えることではありません。僕の場合、5本のうち3本はそのまま続けています。

見直さなくていいと言ってほしい気持ちがある人は、保険を見直さなくていいと言われたい人へに、「残しましょう」と言われた僕の体験を書いています。

重なりに触れているか

3つ目は、ほかの保障との重なりに触れているかです。

僕は2019年の8月に、住宅ローンを組みました。このローンには保険が付いていて、僕が亡くなったときは残りの返済がなくなります。契約した窓口では、その分と、それでも足りない分を、紙に線で描いて見せてもらいました。

  • 住宅ローンに付く保険
  • 会社の団体保険
  • 夫婦それぞれの医療保険

提案が窓口ごとに違うのは、扱う保険会社の数が違うことも関係しているのかもしれません。公式サイトでは、40社以上、約50社、42社など、会社や店舗によって数が違います(2026年10月5日確認)。

のろべえ

保険相談をはしごして提案が違ったら、保険料の安さより先に、何を残して何を減らす提案なのかを見てください。僕は安さだけで比べて、必要な保障まで削りかけました。

何か所はしごするか、疲れたときの考え方

僕は5か所回りましたが、同じ数をすすめるつもりはありません。

日付が残っている7回の面談のうち、5回は土日と祝日でした。目安として、僕は2か所をおすすめしています。1か所目の提案を、もう1か所の提案と並べられれば、比べる相手ができます。

僕が回った数5か所
面談は7回以上
僕のおすすめまず2か所
決めた場所3か所目
3回通って申込

お店の2か所で比べるなら、保険見直し本舗とほけんの窓口はどっちに僕が両方へ相談した記録があります。

2か所でほぼ同じ提案が出ることも、あると思います。そのときは、同じ答えが2回出た、と受け取れます。3か所目に行くかどうかは、そこで決めれば足ります。

もう1つは順番で、はしごの前に、自分で保険を解約しないでください。僕は窓口に相談する前に、ドル建ての保険を自分で解約しました。約76万5,000円を払った保険から戻ったのは、約58万5,000円でした。

のろべえ

保険相談のはしごは、2か所でも意味があります。僕は窓口を回る前にドル建ての保険を自分で解約して、約18万円のマイナスになりました。

ほかの窓口にも行っていると伝えるか

はしごしていることを、窓口の人に言うかどうか。気にする人が多いところです。

ここは僕の体験ではなく、一般的な考え方として書きます。

伝える決まりはありません。伝えるなら、「ほかでも相談していて、比べて決めます」の一言で足ります。先に言っておくと、その場で決めない理由にもなります。

契約しない窓口への伝え方は、別の記事にくわしく書きます。

  • 伝える決まりはない
  • 言うなら一言で足りる
  • 前の提案を見せるかは自由

あわせて読みたい関連記事です。

参考記事:保険見直し本舗の口コミ評判・体験談レビュー

参考記事:保険クリニックの口コミ評判・体験談レビュー

参考記事:保険見直しサービスのおすすめ人気ランキングTOP10

保険相談のはしごに関するよくある質問

保険相談のはしごやFP相談の掛け持ちは、窓口の人にばれますか?

窓口どうしで相談の記録が伝わるかどうかは、僕には分かりません。公式サイトでも確認できませんでした。隠すことではないので、聞かれたら「ほかでも相談しています」と答えてかまわないと思います。

保険相談のはしごは、何か所まで回っていいですか?

決まりはありません。僕は5か所回って、日付が残っている面談だけで36日間に7回ありました。まず2か所で比べることをおすすめします。

保険相談をはしごしたら、同じ保険をすすめられました。おかしいですか?

それだけでは、おかしいとは言えないと思います。同じ答えが2回出た、と受け取ることもできます。なぜその保険なのか、何を残して何を減らす提案なのかを聞いてみてください。

保険相談をはしごしたら、提案が全部違いました。どれを信じればいいですか?

僕も5か所で全部違いました。条件をそろえて見積もりを並べてもらうと、比べやすくなります。保険料だけでなく、残す保険の話があるか、重なりに触れているかも見てください。

保険相談のはしごで、同じ日に2か所回ってもいいですか?

僕は同じ日には回っていないので、体験としては書けません。3か所目の1回目は、聞き取りだけで約70分でした。1日に1か所のほうが、話を落ち着いて聞けると思います。

保険相談をはしごするとき、前の窓口の提案を見せてもいいですか?

見せるかどうかは、自分で決めてかまいません。見せなくても、同じ証券と同じ目的を伝えれば、提案は比べられます。

保険相談のはしごは、来店と訪問の両方を試すより、来店型だけで回ったほうがいいですか?

僕はお店を3か所、来てもらう形を2か所回りました。形が違うと、進み方も違いました。お店に行く時間が取れるなら、まずお店の2か所で比べる方法があります。

訪問FPを2社同時に頼んでもいいですか?

僕は2019年の10月20日と27日に、来てもらう形のFP相談を2社、1週間ちがいで受けました。並行して相談してよいと書いた文も、禁止する文も、僕が回った5か所の公式サイトでは見つけていません(2026年10月5日確認)。2社に頼むなら、どちらにも同じ証券と同じ目的を伝えると、出てきた提案を比べやすくなります。

保険相談のはしごで疲れました。途中でやめてもいいですか?

やめてかまいません。2か所の提案が手もとにあれば、比べる材料はそろっています。僕と同じ5か所を回る必要はありません。

保険相談をはしごして、最後はどうやって1か所に決めましたか?

僕は、残す保険の話から始まり、3社の見積もりを同じ条件で並べてくれた3か所目に決めました。担当の人が替わっても店に記録が残る、という説明も決め手でした。申し込んだのは3回目の11月9日です。

まとめ:保険相談のはしごは、2か所からでいい

保険相談のはしごは、していいことです。同じ証券と同じ目的を持って回り、提案は紙で持ち帰って、同じ条件で並べます。

あらためて、この記事の内容をまとめます。

この記事のまとめ
  • はしごはしていい
  • 同じ証券・同じ目的で回る
  • 提案は紙で持ち帰る
  • 保険料だけで比べない
  • まず2か所で比べる

保険料は、決めたあと何十年も払います。僕は5週間かけて比べたあと、夫婦の保険料が月43,600円から月19,800円になりました。誰でも同じように下がるわけではありません。

1か所目の提案が手もとにあるなら、もう1か所だけ、同じ証券を見せてみてください。2つ並べば、比べられます。

のろべえ

保険相談をはしごして、僕は5か所で全部違う提案を受けました。1か所目で決めかけた僕には、比べる相手が必要でした。

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