妻の保険だけ見直してないなら、替えるかどうかを考える前に、夫の保険をまとめた表のとなりへ妻の証券を1行で書き足してください。独身のころに入ったままでも、中身を見たうえで「このまま続ける」になる家はあります。気にしたいのは入った年の古さより、その1本がまだ家の表に入っていないことのほうです。
夫の保険は去年のうちに見直して、保険料も下がった。妻の医療保険は月に数千円だからと机に出さず、独身のころの証券は引き出しに入ったまま。ふとそれを思い出した夫婦のどちらかに向けて書きます。
先に正直に書いておくと、わが家は「妻の保険だけ見ていなかった家」ではありません。2019年の見直しで、妻が独身だった2011年に入った医療保険(月3,200円)の証券も同じ束に入れて席に出し、見たうえでそのまま続けました。妻の名前の保障を1つ足したのは、その4年後の2023年です。
ただ、妻が入ってから2019年までの8年(2019年から2011年を引いた計算です)、僕は妻の証券を一度も見ていません。そのうち結婚してからの5年は、妻の保険料がいくらなのかも知りませんでした。見ていなかった年月と、見た年にやったことを、順番に書きます。
妻の保険だけ見直してない家は、妻の証券を夫の表に1行足す所から始めてください。わが家は2019年に妻の医療保険も席に出して、見たうえでそのまま続けました。
のろべえ|「みんなの保険見直し体験談」運営者。40歳・メーカーの総務で働く会社員。川崎市で妻と子ども2人と暮らしています。
- 2009年から保険を10年放置
- 夫婦の保険料は月43,600円
- 2019年に窓口を5か所回った
- 見直し後は月19,800円
- 2級FP技能士(2021年合格)
- 住宅ローンアドバイザー
仕事では社内の団体保険の取りまとめと年末調整を担当。証券を開いて、並べて、比べるところから書いています。プロフィールの続きを読む
妻の保険だけ見直してないとき、先に見る3つの行
先に見るのは、妻の証券の3つの行です。独身のころのままという入った年の古さだけでは、替えたほうがいいのかどうかは決まりません。
古いままでも続ける答えはある
独身のころの保険を、見たうえで続けるという答えはあります。わが家の妻の医療保険がそうで、2019年に夫婦の保険を見直したときも、月3,200円のまま続けると決めました。
生命保険文化センターのページには、保障を変えようと考えるときは「まず、現在契約している保険の内容を再確認することが大切です」とあります(2026年10月14日に確認)。順番は、変えるより先に、読むです。
「古いから入り直す」と決めてから証券を開くと、順番が逆になります。入り直したあとの保険料や、そもそも入れるのかどうかは、契約する先に聞かないと分かりません。
妻の証券で見る3つの行
見る行は3つで、どれも証券に書いてあります。同じページに、保険証券は自分の契約内容を確かめるうえで「もっとも重要」と書かれているとおりです。
- 何が起きたらいくら出るか
- だれが受け取るか
- 保険料はこの先変わるか
独身のころの契約では、受け取る人や名字、住所が、入った年のままになっていることがあります。変える手続きは会社ごとにちがうので、証券にある保険会社の窓口に聞いてください。
もう1つ、妻が自分で請求できないときの決まりも見ておけます。生命保険文化センターの説明では、指定代理請求制度は「契約者があらかじめ指定した代理人が被保険者に代わって、保険金等を請求できる制度」です。指定できる人の範囲は会社でちがう、とも書かれています(2026年10月14日に確認)。
夫の見直しのあとの表と並べる
3つの行が読めたら、夫の見直しでできた表のとなりに並べます。妻の1本が多いのか少ないのかは、家のほかの行と並べないと言えないからです。
| 並べる物 | 見ること |
|---|---|
| 夫の保険の表 | 同じ役目が 重なっていないか |
| 家の貯金 | 入院の出費を どこまで出せるか |
| 妻の働き方 | 入った年から 変わったか |
並べてみて、重なりも抜けも見つからなければ、そのまま続けるのも見直しの結果の1つです。妻に保障が要るか要らないかの結論は、家ごとにちがうので、この記事では出しません。
妻の保険だけ見直してないときは、妻の証券の「何が出るか」「だれが受け取るか」「保険料が変わるか」を先に読んでください。古いというだけで、入り直すと決めなくてかまいません。
妻の証券も席に出した僕の体験談|見たうえでそのまま続けた
わが家は2019年に、妻の医療保険を見たうえで、そのまま続けると決めました。僕が見ていなかった8年と、見た年にやったことを、妻の証券の側から順に書きます。
入って8年、僕は見ていなかった
妻の証券を夫の僕が初めて読んだのは、妻が入ってから8年後です。妻が入ったのは独身だった2011年で、僕が読んだのは2019年でした。
| 年 | 妻の医療保険と僕 |
|---|---|
| 2011年 | 妻が独身で入る |
| 2014年 | 結婚。中身を 聞かなかった |
| 2015・16年 | 僕の保険を足す。 並べていない |
| 2019年8月 | 月3,200円と 初めて知る |
結婚した2014年、僕は妻の医療保険を「妻の物」だと思って、何が出る保険なのかを聞いていません。その後に自分の保険を2回足したときも、妻の1本と並べて考えることはしませんでした。
長男と長女が生まれる前も同じです。妻の保険で何が出るのかを、僕は確かめないまま「入っているから大丈夫」としか言えませんでした。
表に妻の名前の行を足した
月3,200円という妻の保険料を僕が知った日は、夫婦の証券を紙の表へ写した2019年8月の夜です。1年にすると38,400円になります(3,200円×12か月の計算です)。
| 入った年 | 2011年 |
|---|---|
| 種類 | 終身タイプの 医療保険 |
| 入院1日 | 5,000円 |
| 保険料 | 月3,200円 |
表にしてみると、僕の名前の行には同じ役目の保障がいくつも重なっていました。妻の名前の行は1つだけで、重なる相手がありません。
表に入れてから、妻の保険は「妻の物」ではなく、家の表の1行になりました。「妻の物だから僕は見なくていい」という考えは、この1行を書いた日に消えています。
証券の束に入れて席へ出した
妻の証券は、僕の証券と同じ束に入れて、相談の席に出しました。2019年10月、その束を持って窓口を5か所回っています。
契約した保険見直し本舗での結果は、妻の医療保険はそのまま続ける、でした。その席で妻の医療保険について担当の人が何と話したのかは、書けるだけの記録が残っていません。残っているのは結果だけです。
| 見直しの前 | 月3,200円 |
|---|---|
| 見直しのあと | 月3,200円 |
| 変えたこと | なし |
僕の名前の保険がいくつも入れかわる中で、妻の行は1円も動いていません。それでも、手間をかけたのに何も変わらなかった、とは思いませんでした。見ないで払っていた3,200円と、見て続けると決めた3,200円は、僕の中では別の物です。
その後も妻の1本は変えていない
見直しのあとも、記録にあるかぎり、妻の医療保険は変えていません。2021年11月に店で契約の確認を受けたときも、変更なしでした。
- 2019年:見て続けると決めた
- 2021年11月:確認で変更なし
- 2023年:別の1本を足した
妻の名前の保険が1本ふえたのは、見直しから4年たった2023年です。月5万円の収入保障で、保険料は月1,300円でした。夫婦の合計はこの年に月21,100円になっていて(19,800円に1,300円を足した計算です)、医療保険の3,200円はその中に入ったままです。
妻の死亡保障は、2019年10月30日の席でも提案があり、このときは見送っています。提案を受けた日のことは、妻にも収入保障がいると言われた夫の体験談に分けて書きました。
2019年から2023年まで、証券のある保険で妻の名前が出てくるのは、医療保険の1本でした。勤め先の制度のように証券のない保障が妻にあったかどうかは、まだ確かめられていません。なので、この4年を「妻には何の保障もなかった」とは言い切らないでおきます。
わが家は2019年に妻の医療保険を席に出して、見たうえでそのまま続けました。妻の名前の保障を1つ足したのは、それから4年後の2023年です。
妻の証券を見る日は、夫の見直しの表が新しいうち
妻の証券を見るのにいちばん向いているのは、夫の見直しで作った表や提案の紙が、まだ手元で新しいうちです。並べる相手がそろっているので、妻の1行を足すだけで済みます。
生命保険文化センターは、生命保険は契約の期間が長いので、「途中で家族構成の変化や経済的事情などにより、保障内容の見直しが必要になることがあります」と書いています。独身のころの契約なら、結婚、出産、家、働き方と、入った年から変わったことがいくつもあるはずです。
| 見る日 | 向いている理由 |
|---|---|
| 夫の見直しの すぐあと | 並べる表が 手元にある |
| 夫の契約の 確認の日 | 同じ席に束で 出せる |
| 家族や働き方が 変わった年 | 入った年と 前提がちがう |
僕は契約した店で、記録にあるかぎり2021年11月と2024年に契約の中身を見てもらっています。夫の分でそういう日がある家は、その日に妻の証券も束へ入れる、というのが僕からの提案です。
急ぐ理由は、保険料ではありません。妻の保険で何が出るのかを、夫婦のどちらも言えないまま、入院や手術の日が来ることのほうです。僕は、妻の2回のお産の前に、それを確かめていませんでした。
- 妻の通院や健診のあと
- 控除の書類が届いた月
- 夫の確認の予約を入れる日
この3つは、妻の証券のことを思い出しやすい日の例です。思い出した日に、証券を出す所までやっておくと、次に夫の表を開く日に並べられます。
妻の証券を見るなら、夫の見直しで作った表が手元にあるうちが楽です。僕は妻の2回のお産の前に、妻の保険で何が出るのかを確かめていませんでした。
独身のころのままの妻の証券を、夫婦で見る手順
手順は4つで、変えるかどうかを決めるのは最後です。3つ目までは、証券とペンがあれば家でできます。
証券は妻に出してもらう
最初に、証券は妻本人に出してもらいます。わが家の妻の医療保険は、契約者も妻でした。妻の契約を、夫が引き出しから出して1人で読み進めるのは、順番としておすすめしません。
頼むときは、「変えたい」ではなく「何が出るのかを一緒に知っておきたい」と伝えるほうが、話が始めやすいと僕は思います。これはいまの僕からの提案で、わが家で交わした言葉ではありません。
夫の表に1行で書き足す
次に、夫の保険をまとめた表の下に、妻の1本を1行で書き足します。夫の表がなければ、白い紙に夫の分から書いてもかまいません。
- 入った年
- 何が起きたらいくら出るか
- 月の保険料
- だれが受け取るか
僕が2019年に作った表も、証券の数字を紙へ写しただけの物です。むずかしい計算は何もしていません。写した列は、保険証券を並べてみた記録にそのまま載せています。
言えない行に印をつける
3つ目に、夫婦のどちらも説明できない行へ印をつけます。入ってから年数がたった契約なら、契約した妻本人が言えない行があってもおかしくありません。
たとえば、日帰りの手術は出るのか、妻が自分で請求できないときはだれが請求するのか、です。僕は自分の保険で、日帰りの手術が対象だと知らないまま2年、請求をしていませんでした。
証券で分からないことは、証券に書かれた保険会社の窓口に聞けます。聞くのは契約者の妻本人から、が話が早いはずです。
変えるかは読んでから決める
最後に、続ける・足す・替えるのどれにするかを、妻と決めます。3つとも読んだあとの答えで、読む前に決める物ではありません。
替える・足すと決めても、前からの保険を先にやめるのは待ってください。僕は2019年、新しい保険の成立を見とどけてから、古い保険の特約をやめました。
独身のころのままの妻の証券は、妻に出してもらって、夫の表に1行で書き足してください。夫婦のどちらも言えない行に印をつけたら、その日は終わりでかまいません。
夫婦で言えない行は、妻の証券も席に出して聞く
印がついた行が残ったら、夫の保険を見てもらった席に、妻の証券も出して聞く方法があります。妻の分だけのために、新しく大きな相談を始めなくてかまいません。
夫の見直しで通った店がある家は、その店へ直接連絡してください。下に置いた窓口の案内は、まだどこにも相談していない家に向けた物です。
僕は自分の表だけでは、どの行を残してどの行をやめるかを決められませんでした。よその会社の保険と比べることが、自分ではできなかったからです。妻の1本も、同じ束に入れて見てもらっています。
見てもらった結果が「そのまま」になることは、保険見直し本舗の保険相談の流れのページにも出てきます。確認の結果によっては「保険の見直しが必要ない場合もあります」とあり、そのときは今の保険を続けるようすすめる、と続きます(2026年10月14日に確認)。
| 持って行く物 | 夫婦の証券と 夫の表 |
|---|---|
| 予約で伝える | 妻の証券も 見てほしい |
| 行く人 | できれば 契約者の妻も |
| 聞くこと | 印をつけた行 |
同じページでは、証券を持って行くのは「任意」とされています。よくあるご質問には「その場で契約する必要はございません」という答えもありました。見てもらって、そのまま続けると分かって帰るのも、相談の結果です。
契約者の妻が席にいない場合に妻の証券をどこまで見てもらえるのか、その決まりを公式サイトで見つけることはできませんでした。妻が行けない家は、予約を入れるときに先に聞いておくと安心です。わが家は、申込の日の11月9日に、妻と子ども2人も一緒に店へ行っています。
逆に、妻のほうが1人で席に座る場合の段取りは、保険相談は妻だけで行けるかに書きました。
妻の証券を見てもらうだけで帰ってよいのかが引っかかる人には、保険見直し本舗は相談だけでも平気?という記事もあります。ここに書いたのは保険見直し本舗の決まりなので、別の窓口へ行くなら、その窓口の公式サイトを見てください。
夫婦で言えない行が残ったら、夫の保険を見てもらった席に妻の証券も出してください。わが家の妻の医療保険は、席に出した結果、そのまま続けることになりました。
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参考記事:保険見直しサービスのおすすめ人気ランキングTOP10
妻の保険だけ見直してない夫婦のよくある質問
- 妻の保険だけ見直してないのは、よくないことですか?
-
よくないとは言い切れません。見たうえで続けるなら、それも1つの答えです。気にしたいのは、妻の保険で何が出るのかを夫婦のどちらも言えないまま、年数だけがたつことです。
- 妻の保険が独身のころのままです。古い保険は入り直したほうがいいですか?
-
古いというだけでは決められません。わが家の妻の医療保険は2011年に入った物ですが、2019年に見てもらったうえで、そのまま続けました。入り直すかどうかは、証券を読んでから考えてください。
- 妻の保険は月に数千円です。小さい額でも見る値打ちはありますか?
-
あると僕は思います。わが家の妻の保険は月3,200円で、1年にすると38,400円です(12か月をかけた計算)。額の大小より、何が起きたらいくら出るのかを言えるかどうかで見てください。
- 夫の保険を見直す席に、妻の保険の証券も持って行っていいですか?
-
僕は夫婦の証券を1つの束にして持って行きました。保険見直し本舗の相談の流れのページを見ると、証券の持参は「任意」です。妻本人がいない席でどこまで見てもらえるかは、予約のときに聞いてください。
- 妻の保険は妻の口座から払っています。夫の僕が中身を聞いてもいいですか?
-
聞いてかまわないと僕は思います。ただ、契約者が妻なら、見せるか・変えるかを決めるのは妻です。結婚してからの5年、妻の保険料がいくらかも知らなかった僕は、何が出るのかを一緒に知っておきたい、と頼む形をおすすめします。
- 妻の保険だけ見直してない家は、妻にも死亡の保障を足したほうがいいですか?
-
足すべきかどうかは、僕には言えません。家の貯金や働き方でちがうからです。わが家は2019年の提案を見送り、2023年に月1,300円の保険を足しました。
- のろべえさんの家は、妻の保険だけ見直していなかったのですか?
-
ちがいます。2019年の見直しで妻の医療保険の証券も席に出し、見たうえでそのまま続けました。僕が見ていなかったのは、妻が入った2011年から2019年までの8年です。
- 妻の保険の受取人や名字が、独身のころのままかもしれません。どうすればいいですか?
-
まず証券で、いまどう書かれているかを確かめてください。変える手続きに何が要るかは会社ごとにちがうので、証券にある保険会社の窓口へ、契約者の妻から聞くのが確かです。
- 妻の保険を見てもらうと、新しい保険をすすめられませんか?
-
すすめられることはあると思います。ただ、僕が契約した保険見直し本舗は、相談の流れを説明したページの注意書きで、見直しが要らないと分かったときは今の保険を続けるようすすめる、としています(2026年10月14日に見ました)。わが家の妻の医療保険も、見てもらった結果はそのままです。
- 夫の保険だけ見直して、妻の保険は後回しのままです。妻の側から言い出してもいいですか?
-
言い出してかまいません。証券を出せるのは契約者の妻なので、妻から始めるほうが早いくらいです。夫の側だった僕は、表に妻の1行が入って初めて、妻の保険を家の保険として見るようになりました。
まとめ:妻の保険だけ見直してないなら、夫の表に1行足す
妻の保険だけ見直してないなら、替えるかどうかの前に、妻の証券を夫の表へ1行で書き足してください。独身のころのままでも、見たうえで続けるという答えはあります。
あらためて、この記事の内容をまとめます。
- 古いだけでは決めない
- 妻の証券の3つの行を読む
- 夫の表に1行で書き足す
- 変えるかは妻と決める
- 言えない行だけ席で聞く
証券を出して1行を書くだけの作業です。わが家では、その1行が入るまでに、妻が入ってから8年かかっています。
夫婦のどちらも言えない行が残ったら、夫の証券と同じ束に入れて、1回だけ見てもらってください。結果が「そのまま」でも、妻の1本はそこで見直しが済んだことになります。
妻の保険だけ見直してない夫婦は、妻の証券を夫の表に1行足してみてください。わが家の妻の医療保険は、2019年に見たうえで、月3,200円のまま続けると決めました。
\相談は何度でも無料/
妻の証券も同じ束で


