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保険は若いうちが安いと言われた人へ|22歳で入り10年後に上がった僕の体験談

保険は若いうちが安いと言われた人へ

「保険は若いうちが安いから、いまのうちに」と設計書を渡されて、次に会う日までに返事をすることになった。安いのは分かるけれど、今日決める話なのかが分からない。そんな人に向けて書きます。

若いうちが安い、は月の保険料の話としては本当のことが多いです。ただ、いま急ぐ理由になるかどうかは、保険の形と、何のための保険かで変わります。返事の前に、急ぐ理由を3つに分けてください。

僕が22歳で保険に入ったときに言われたのは、「みんな入っています」でした。「若いうちが安い」と言われた記録は、僕にはありません。

書けるのは、若いときに入った2本のその後です。22歳で入った1本は10年後に月3,400円上がり、25歳で入った1本は上がりませんでした。

のろべえ

保険は若いうちが安いと言われても、その日に返事をしなくて大丈夫です。僕が若いときに入った2本は、10年後に上がった1本と上がらなかった1本に分かれました。

この記事を書いた人

のろべえ|「みんなの保険見直し体験談」運営者。40歳・メーカーの総務で働く会社員。川崎市で妻と子ども2人と暮らしています。

  • 2009年から保険を10年放置
  • 夫婦の保険料は月43,600円
  • 2019年に窓口を5か所回った
  • 見直し後は月19,800円
  • 2級FP技能士(2021年合格)
  • 住宅ローンアドバイザー

仕事では社内の団体保険の取りまとめと年末調整を担当。証券を開いて、並べて、比べるところから書いています。プロフィールの続きを読む

目次

保険は若いうちが安いと言われたら、急ぐ理由を3つに分ける

「若いうちが安い」には、月の保険料、健康、必要かどうかの3つの話がまざっています。生命保険文化センターの説明を、2026年10月7日に開いて確かめました。

保険は若いうちが安いと言われたら、急ぐ理由を3つに分ける

月の保険料は年齢で変わる

年齢が上がってから契約すると、月の保険料は高くなることがあります。生命保険文化センターの解約のページには、契約し直す場合のこととして、次の一文があります。

「もう一度契約する場合、年齢がアップした分保険料が割高になったり、健康状態によっては、新たに契約できないことがあります。」

なので、言われた言葉そのものは、うそではありません。ただ、この一文は月の保険料と健康の話で、払う合計が少なくなるとは書かれていません。

  • 月の保険料の話
  • 健康で入れなくなる話
  • 合計の話は別に確かめる

合計で多くなるか少なくなるかは、商品と、何歳まで払うかで変わります。僕には言い切れないので、設計書を出してくれた人に、数字で聞いてください。

更新型は更新のたび再計算

若いときの保険料がずっと続くとは限りません。更新型と呼ばれる形は、更新のたびに保険料が計算し直されます。生命保険文化センターの定期保険のページの言葉です。

「更新時には、その時の年齢や保険料率で保険料が再計算されますので、通常は更新前よりも保険料が高くなります。」

形保険料
更新型更新のたびに
再計算
全期型期間を通じて
同額

同じページは、更新型について、契約当初の保険料が全期型より安いので、若くて所得が少ないときなどに当面の負担を抑えられる、とも説明しています。どちらの形がよい・悪いではなく、いつまで同じ額かがちがいます。

更新についてのQ&Aにも、更新の際は更新時の年齢と保険料率で再計算される、とあります。すすめられた保険がどちらの形かは、設計書の保険期間の欄で確かめられます。

必要かどうかは年齢と別

3つ目は、その保険がいまの自分に要るかどうかです。これは、年齢が若いかどうかとは別の問いです。

安く入れることと、入る理由があることは、同じではありません。何が起きたとき、だれが、いくら困るのか。そこが言えないまま入ると、安くても中身の分からない引き落としが1本ふえます。

僕がそうでした。22歳で入った保険の亡くなったときの保障は3,000万円をこえていましたが、だれのためのお金なのかを考えたことがありませんでした。当時は独身です。

のろべえ

保険は若いうちが安いと言われたら、月の保険料、健康、必要かどうかの3つに分けて聞いてください。年齢で答えが変わるのは、前の2つだけです。

若いときに入った保険の10年後|22歳と25歳で入った僕の体験談

僕が若いときに入った2本は、10年後にちがう結果になりました。分かれ目は入った年齢ではなく、保険の形です。「若いうちが安い」と言われて入った話ではないので、その点は先にお断りします。

若いときに入った保険の10年後|22歳と25歳で入った僕の体験談

22歳の1本は月3,400円上がった

22歳で入った保険は、10年後の更新で月11,200円から月14,600円になりました。入ったのは2009年9月、更新は2019年9月1日で、僕は32歳です。

差は月3,400円(14,600円−11,200円の計算)。若いときの月11,200円は、10年ぶんの保険料でした。亡くなったときの保障のうち3,000万円が、10年ごとに更新する形だったからです。

更新の案内は、2019年7月の上旬に封書で届いています。10年ごとに上がる保険だと僕が知ったのは、その封書を読んだときでした。次の更新でも上がり、その先も上がっていく、と分かったのもこのときです。

この10年に払った総額と、次の10年の決め方は、更新型を20年払った後悔の整理の記事に書きました。

25歳の1本は上がらなかった

25歳で入った医療保険は、10年たっても月3,900円のままでした。2012年に、保険会社へ転職した大学の先輩に頼まれて入った1本です。

入った年齢10年後
22歳
更新型
月11,200円が
月14,600円に
25歳
医療保険
月3,900円の
まま

2019年の秋に相談した保険見直し本舗で、この1本は残すことになりました。保険料は入った25歳のときの額で決まっていて、この先も上がらない形だと聞いたからです。いまの年齢で入り直せば高くなる、とも言われました。

「若いうちに入ったから安い」が、僕の2本のうち当てはまり続けたのは、こちらだけでした。入ったときの僕は、この月3,900円を安いとも高いとも思っていません。どちらの形なのかを、2本とも確かめていなかったのです。

急いだ理由は若さではなかった

22歳の僕が急いで署名した理由は、若さでも保険料でもありません。昼休みの残り時間です。

説明を聞いたのは、職場に来ていた営業の人からで、昼休みに2回、合わせて30分ほどでした。昼ごはんを急いで食べたあとで、午後の仕事の前に席へ戻りたかったのを覚えています。

ほかの会社の保険は1つも見ていません。聞いたのは1社の説明だけで、何を聞けばいいかも分からず、うなずいていました。営業の人が悪かったのではなく、聞かなかったのは僕です。

  • 説明は昼休みに2回
  • 合わせて30分ほど
  • ほかの会社は見ていない
のろべえ

若いうちが安いかどうかより先に、その保険料がいつまで同じかを聞いてください。22歳の僕はそれを聞かず、10年後の封書で知りました。

返事を急がされたときに、相手へ聞き返す4つ

返事の前に聞き返すことは4つです。どれも、22歳の僕が聞かなかったことから作りました。相談の席で使われている決まった言い方ではなく、僕からの提案です。

言われた言葉聞き返すこと
若いうちが
安い
この保険料は
いつまで同じか
来年だと
高くなる
来年なら
月いくらか
病気になると
入れない
いまの健康保険で
何が出るか
みんな
入っている
だれが困るときの
保険か

1つ目と2つ目は、数字で答えが返ってくる問いです。来年との差が月いくらかが分かると、急ぐ重さを自分で決められます。差が小さければ、何のための保険かを考える時間を取れます。

3つ目と4つ目は、相手に聞くと同時に、自分でも確かめる問いです。勤め先で入っている健康保険や団体保険は、総務の担当に聞けば分かります。

言った人が親や先輩のときは、言い返す形にしないほうが、話が続くと思います。「入らない」ではなく「これを聞いてから決めたい」と伝える形です。僕は先輩に頼まれた保険を断れなかった側なので、ここはうまくいく約束ができません。

のろべえ

保険は若いうちが安いと言われたら、「この保険料はいつまで同じですか」と聞き返してください。答えが数字で返ってくれば、急ぐかどうかを自分で決められます。

若いうちの安さより先に、何のための保険かを人と整理する

何のための保険かが言えないときは、入る前に、人と1回整理する方法があります。僕はそれを、入ってから10年後にやりました。

22歳から10年、僕は3,000万円がだれのためのお金なのかを、一度も言葉にしていません。「いつまで要るのか」という問いが初めて出たのは、2019年、妻と子ども2人の顔を思い浮かべたときです。

その年の10月、夫婦の保険証券を持って相談の窓口を5か所回りました。契約した保険見直し本舗では、担当の人が紙に線を引いて、足りない分は月10万円ほどで、子どもが大きくなるほど要る額は減っていく、と見せてくれました。

22歳の僕だれのためかを
考えていない
33歳の僕紙の図で
足りない分を見た

保険見直し本舗の相談の流れを2026年10月7日に読むと、保障内容の確認とアドバイスの説明に、「そもそも保険は必要なの?」という疑問にも答える、とあります。プランの提案より先は「ご希望の場合のみ」です。

保険証券を持って行くのは任意、とも書かれています。まだ何も入っていない人は、すすめられた設計書を見ながら、何のための保険かを聞くところから始める手があります。何も入っていないこと自体が不安な人は、保険に入ってないのはやばいかの記事を先に読んでください。

その席で返事をせずに帰った日のことは、保険見直し本舗は相談だけでも大丈夫かの記事にあります。僕が向こうから言われたのは、「持ち帰って奥さんと決めてください」です。

  • すすめられた設計書
  • 給与明細(控除の欄)
  • 聞きたいことを1行

店に入ること自体が気が重い人は、保険ショップに入りにくい人に向けた記事を先に読んでください。

相談の席がどう進むかは、保険相談に行ってみた記録にまとめています。

のろべえ

若いうちの安さを考える前に、何のための保険かを人と1回整理する方法があります。僕は入って10年たってから、紙の図で初めてそれを見ました。

あわせて読みたい関連記事です。

参考記事:保険見直し本舗の口コミ評判・体験談レビュー

参考記事:保険見直しサービスのおすすめ人気ランキングTOP10

保険は若いうちが安いと言われた人のよくある質問

保険は若いうちが安いと言われました。月の保険料の話ですか、合計の話ですか?

月の保険料の話であることが多いです。生命保険文化センターは、契約し直すと年齢が上がった分だけ保険料が割高になることがある、と説明しています。払う合計が少なくなるかどうかは別の話で、商品と払う期間で変わります。

若いうちに保険に入らないと損だと言われました。入らないと損ですか?

損か得かは、僕には言い切れません。若いときに入った僕の2本は、10年後に上がった1本と上がらなかった1本に分かれました。保険料がいつまで同じかと、何のための保険かを先に聞いてください。

保険は若いうちが安いと言われましたが、あとから上がることはありますか?

更新型と呼ばれる形は、更新のたびにその時の年齢で保険料が計算し直されます。僕の22歳の保険は、10年後に月11,200円から月14,600円になりました。設計書の保険期間の欄で、更新があるかどうかを確かめてください。

若いうちに保険に入ると、合計でも安くなりますか?

商品と、何歳まで払うかで変わるので、一律には言えません。早く入るぶん、払う年数が長くなる形もあります。すすめてくれた人に、いま入った場合と数年後に入った場合の合計を、数字で出してもらうのが確かです。

保険は若いうちが安いと担当に言われました。その場で返事をしないと失礼ですか?

失礼ではないと、僕は思っています。僕は昼休みの合わせて30分ほどの説明で署名して、10年のあいだ中身を言えませんでした。持ち帰って考えたいと伝えてかまいません。

親に保険は若いうちが安いと言われました。どう返せばいいですか?

言い返すより、「この保険料はいつまで同じか聞いてから決めたい」と伝える形がいいと思います。親が掛けてくれている保険が残っていることもあるので、あわせて聞いてみてください。うまくいく約束はできません。

病気になると入れないから若いうちに、と言われました。急いだほうがいいですか?

健康状態によっては新しく契約できないことがある、というのは生命保険文化センターも説明しています。ただ、それがいまの自分にどのくらい当てはまるかは、僕には書けません。急ぐ前に、勤め先の健康保険や団体保険で何が出るかを確かめてください。

若いうちに入った保険は、あとで見直してもいいのですか?

かまいません。僕は22歳で入った保険を33歳で見直しました。25歳で入った医療保険は、入り直すと高くなるという説明を受けて、そのまま続けています。

のろべえさんは、保険は若いうちが安いと言われて入ったのですか?

ちがいます。22歳のときに言われたのは「みんな入っています」で、若いうちが安いと言われた記録はありません。この記事に書いたのは、若いときに入った2本が10年後にどうなったかです。

まだ保険に入っていない20代でも、相談窓口に行っていいですか?

行ってかまいません。保険見直し本舗の公式サイトには、「そもそも保険は必要なの?」という疑問にも答える、とあります(2026年10月7日に確認)。僕が相談に行ったのは33歳なので、20代で行った体験は書けません。

まとめ:若いうちが安いと言われたら、急ぐ理由を分けてから返事をする

保険は若いうちが安い、は月の保険料の話としては本当のことが多いです。ただ、いま急ぐ理由になるかは、保険の形と、何のための保険かで変わります。

あらためて、この記事の内容をまとめます。

この記事のまとめ
  • 月の保険料は年齢で変わる
  • 更新型は更新のたび再計算
  • 必要かどうかは年齢と別
  • 返事の前に4つ聞き返す
  • 何のためかを人と整理する

返事をのばすと月の保険料がいくら変わるのかは、相手に聞けば数字で分かります。中身を聞かずに入ると、僕のように10年、何に払っているのか言えないまま払うことになります。

次に会う日までに、「この保険料はいつまで同じですか」を聞いてください。何のための保険かが言えなければ、設計書を持って1回整理してもらう方法があります。

のろべえ

22歳で入った僕の保険は、10年後に月3,400円上がりました。保険は若いうちが安いと言われたら、その保険料がいつまで同じかを先に聞いてください。

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